校舎からのお知らせ
2014年 9月 7日 今日のコラム
こんにちは!!
昨日に引き続き雨が降っていますね、
雨の日はいろいろと不注意になってしまいがちなので
気を付けましょう!!
さて、本日は化学に関するコラムをお送りしたいと思います。
卵をチンするとなぜ爆発するのか!?
皆さん卵を電子レンジに入れてチンをすると、
爆発するのはしっていますよね?
それではなぜ爆発してしまうのでしょうか?
それは、卵の白身と黄身の固まる温度が違うため、
黄身のほうが先に固まってしまうので、
白身と殻を破裂させるからです。
では凝固する温度はどれくらい違うのでしょう。
まず白身の方はドロドロした流動性の液体になるのが62~65℃。
70℃くらいになるとかなり固まってきますが、
完全に固まるのは80℃以上です。
ところが、
黄身の方は65℃~70℃の間で完全に固まってしまいます。
この温度差はお湯で外側からジワジワとゆでた時は
特に問題はありませんが、
電子レンジで暖めると中心も含めて
温度が上がってしまいます。
だから凝固温度の低い黄身はすぐに固まってしまい、
その時はまだ白身はまだドロドロ。
そしてこのときに内側から強い黄身の圧力を受ければ、
簡単に破裂してしまいます。
危険ですので実験しないで下さいね!
志木校 担任助手 近藤