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2020年 9月 14日 なんで勉強ってするの?
こんにちは!担任助手の澤井です。
今回は「なんで勉強ってするの?」というタイトルです。
皆さんも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
たしかに高校での勉強と言えば、
古典単語や数学の公式、年号や化学式など、
特定の職業に就かなければ
将来役に立たなそうなものが目立ちます。
実際、小テストや定期テストなどの試験が過ぎれば
大半のことを忘れてしまいます。
「じゃあ意味あるの?」と思うかもしれませんが、
意味はあるんです。
たとえば定期テストのために日本史・江戸時代~明治時代の勉強をしたとします。
それ自体は忘れていくものだとしても、
江戸から東京への変遷や海外とのコンタクトを学べば
地名の成り立ちやフィクションで描かれる大名家などについて
「そういうことだったのか」という感動が去来します。
政府の成立や近代化の実状を学べば、
現代の政治との比較も出来ます。
ゆえに「ニュース番組=小難しい」ではなく、
いかに自分の生活と直結した話題であるかを理解できます。
これらは
ひとつのものから多くを感じ取れる力
や
深い教養
へと繋がります。
加えて「○日までにテスト範囲を網羅する」という「納期」を
正しく捉えて計画を立案し、それを実行する能力も
勉強する行為の中に含まれています。
社会で必ず役立つ力です。
スマホやゲーム、睡眠など誘惑は山ほどありますが
そのなかで自分が何をしなくてはならないのかを判断する力は
高校において「勉強」によってもっとも養われます。
ニガテな範囲に対策を講じ、得意な分野を伸ばしていく。自分だけでは難しいことかもしれません。
一緒に頑張っていきましょう!