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2020年 3月 28日 慶應義塾大学法学部の傾向と対策

みなさんこんにちは!担任助手の大川です。

今回は、慶應義塾大学法学部英語の傾向およびその対策をお話ししていきたいと思います。

まずはじめに慶應義塾大学法学部の英語は非常に難しいとされています。

なぜ難しいのかというと、他の学部や大学では見ないような特殊な問題が出題されるからです。

ここでは、特殊な問題を一部抜粋して対策をお話ししたいと思います。

①品詞変化問題

この問題は、ある品詞の英単語を別の品詞の英単語に変えたときの末尾のローマ字が何かを選ぶ問題です。

例えばdonateという動詞を名詞に変化させる問題が出た場合

名詞形はdonationなので末尾のローマ字は「n」です。

ぱっと見簡単にも見える問題なのですが、出題される英単語は[-tion]や[-tious]などのわかりやすい名詞形にならない単語ばかりなので、一つ一つ地道に覚えなければなりません。

この問題の対策は、「英単語帳をすみずみまで読み込む」です。

大体の英単語帳には出てきた単語の品詞変化した場合の形が載せられているので、それらをすべて丸暗記するつもりで覚えましょう。

②意味推測問題

これは、長文の中で10個の難しい英単語に下線が引かれていて、その英単語の意味を10個の選択肢の中から選ぶ問題です。(選択肢もすべて英語です。)

この問題の対策の一つ目は、解き方を覚えるということです。

まずその英単語達を名詞、動詞、形容詞、副詞などに分類します。

そして意味の選択肢の方も名詞、動詞、形容詞、副詞に分類します。

そうすると、名詞の英単語は名詞の選択肢、動詞の英単語は動詞の選択肢のなかから選べばよいので、選択肢の量がかなり減ります。

対策の二つ目として、難関英単語を覚えてしまうことです。(これは余裕のある人にしかおすすめしません。)

英検準一級や一級の英単語帳を覚えておくと、10個の英単語のうち2,3個は知っている英単語が出てくることが多いので、かなり時間を削減して解くことができます。

③長文問題

慶法の長文問題は、難関大学の中でも易しい方だと言われています。

大事なのは早く読むこと以上に、精読をすることです。

文を正しく理解していないとひっかかる選択肢ばかりなので、日ごろから音読を心がけて精読ができるようになること、また慶法よりも長文が難しい英語を読むことが重要です。

 

いかがだったでしょうか?一回のブログでは書ききれなかったので、また追加で書くかもしれませんが…このように、一つの大学、学部だけでもこれほどまでに過去問の傾向は独特で、その分対策しなければいけない分野ややらなければいけない勉強法も変わってきます。

みなさんの自分の大学、学部の傾向や対策はなんですか?

分からない人は、調べてみましょう!