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2019年 9月 24日 2次私大過去問演習のポイント
こんにちは!担任助手の大川です。
昨日から夏休みが終了し、大学が始まってしまいました。
お昼頃まで寝ていた生活ももう終わり、また1限のために早起きするようになりました…(眠い)
今回は二次私大過去問演習のポイントについてお話をしていきたいと思います。
といっても、過去のブログで復習の仕方などは話してしまったので今回は少し違う視点からの話をしようと思います。
【問題の出題意図を考えてみよう】
入試問題はその大学からのメッセージ…という言葉は聞いたことがあるでしょうか。
大学側も、こういう生徒に入学してほしい、という思いがあって入学試験を課しているわけです。
その問題が、どういうひっかけを作っているのか、どういう知識を求めているのか…というところから
視野を広げていくと大学がどのような出題意図を持っているのかを分析できます
同じ大学から同じ問題は二度と出ませんが、大学からのメッセージは常に同じです
例えば慶應義塾大学法学部の英語の問題では、長文の中にネイティブでも知らないような英単語が10個混じっていて、その単語の意味を選択肢から選ぶという問題があります。
これを視野を広げて考えてみると
慶應義塾大学は、未知の英単語に出会ったときでも解ける力を求めている→文章の中での単語推測力を求めている→文脈の中で適切に理解できる論理的思考能力を持った生徒を求めている ということがわかります。
みなさんも、自分の大学の過去問を通して、その大学のメッセージを考えてみましょう。