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2020年 8月 1日 8月に入って~前篇~

こんにちは! 志木校担任助手の澤井です。

 今日から8月に突入しました。

 今年は花火大会や海開きなど夏の風物詩ともいえるイベントは軒並み中止となり、

ひと際味気ない夏になりそうで、うら淋しく感じます。

 

 こと大学受験に関しても、

休校期間の影響で夏休みが短縮されたり、

模試や講習の実施方法が変わったり、

部活の引退が先送りされたりと大きく影響を受けています。

 

 そのような中で今年より、

1990年から始まったセンター試験が「大学入学共通テスト」という名前に変わり、

試験内容も大きく転換されます。

たとえば英語ではリーディングとリスニングの得点比率が4:1から1:1に変わり、

読み上げる速度も格段に上がります。

また、地歴科目も暗記するだけでは得点にならず、

知識を用いて史料や図表を読み込ませるような形式に変わります。

与えられた情報の中で自ら学び、考えるような即戦力となる人材を求める

社会に合わせた変容と言えるかもしれません。

 

 

そうした変化の一方、

「試行調査」というかたちで問題例こそ示されていますが、

現状、過去問として解くには量が足りていません。

加えて、休校期間による授業の中断や時差登校などで

高校での授業が受験までに終わるかどうか分からない高校も増えています。

さらには第2波とも言われる昨今、高校生の感染者も少しずつ増え、

学級閉鎖や学校閉鎖が各地で見られます。

 

では受験までの残り6か月をどのように対策していけばよいのでしょうか。

 

国立大学はもちろんのこと、私立大学の多くでも「共通テスト利用型」として取り入れられている共通テストは、センター試験よりもより大きな役割を担うようになりました。

私は、共通テスト対策として最も有効なのは

「どの試験形式にも対応できる学力×センター試験の演習×共通テストの対策」

の合わせ技だと考えます。

 

どれを取っても重要ですが、

特に演習に関しては、

どの時期に、どれくらい演習して、どのように復習し、次につなげるか

というサイクルが大切です。

 

明日は効果的な復習法について話します。